踵骨棘 Plantar Calcaneal Spur

踵骨棘 Plantar Calcaneal Spur

概要

踵骨棘は、踵骨隆起から前方に向かって伸びる骨増生(bony outgrowth)として知られている。多くは踵骨隆起内側突起に発生するが、外側突起あるいは内・外側突起間の溝から増生することもある。踵骨隆起内側突起は、足底腱膜の付着部とされているが、踵骨棘と足底腱膜の関係性については、足底腱膜が踵骨棘に「付着する」とする者と「付着しない」とする研究者とがいる。

危険因子

  • 加齢により踵骨棘の発生率は増加し、若年から中年層の11〜20%、62歳以上の年齢では55%もの人々に発生している。
  • 体重過多または肥満者は適正体重のものに比べて6.9倍踵骨棘を有する者の割合が多い。
  • 女性は男性よりも2〜3倍ほど踵骨棘の発生率が高いとされている。ただ、女性はハイヒールを履いたり、寿命が長いなどの要因が含まれている可能性がある。
  • 踵骨棘を有する者は有しない者より足底腱膜が厚い。